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どうして「頭痛」は起こるのか?頭痛の原因とメカニズムとは?

2024年10月18日

日常的に頭痛に悩む、いわゆる「頭痛もち」の人は多いもの。発症しやすい条件や痛みの抑え方を把握し、自分なりの対策を持つのが大切です。一方で、いつもと違う強い頭痛には心配な病気が隠れている可能性も。まずは、頭痛のメカニズムと原因、見分け方を知りましょう。
心配な頭痛の可能性がありそうなら、早めに受診しましょう。

まずは頭痛が起こる『原因』を知っておくことが大切!

頭痛とひとくくりにしていませんか?実は、頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれ原因も異なります。自分の頭痛のタイプを知れば、効果的な対策でその痛みを軽減できるかもしれません!

「一次性頭痛」と「二次性頭痛」がある

普段感じる頭痛の多くは、他に原因となる病気のない「一次性頭痛」です。よく頭痛に見舞われる人だったら、ストレスや生活習慣、姿勢などがきっかけで起こった際に「ああ、前と同じような頭痛だな」という感覚があるかもしれません。

一方、病気などの原因によって引き起こされる頭痛は「二次性頭痛」といいます。特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、副鼻腔炎、うつ病などがあります。

二次性頭痛は早めに受診を!

「昨日は寝不足だった」「ちょっと飲み過ぎたかも」などといった原因が特に思い当たらず、次のような条件にあてはまる場合は、注意すべき病気を原因とした二次性頭痛の可能性があります。なるべく早く受診して、根本的な原因をつきとめることが大切です。

①今まで感じたことのない痛みがある場合
② 突然痛みが出て、どんどんひどくなる場合
③ 頭痛が何度も起こり、最初と比べて痛みが強くなっているように感じる場合
④ 頭痛とともに熱や発疹が生じた場合
⑤ 頭痛とともにめまいや吐き気、嘔吐などが現れてきた場合
⑥ 頭痛とともに目の見えにくさや手足の動きにくさなど、何らかの体の異変を感じた場合

頭痛が起きるメカニズムとは?

頭の内外の血管や頭につながる神経が圧迫や炎症などの刺激を受けたり、頭や首の筋肉が伸び縮みしたりすると、それぞれの部位で痛みの刺激を受け取る部分が反応して発生します。血管で起こった痛みは広い部分に伝わり、頭皮や頭の骨を取り巻く部分に刺激が起こったときはその部分が痛みます。

「更年期障害」と頭痛の関係

閉経前後のおよそ10年間、女性はホルモンの分泌量や自身を取り巻く環境など、体と心にかかわるさまざまな変化を体験します。この変化の影響によって出現する更年期障害として、主症状といわれる顔のほてりやのぼせ、汗、イライラ感などのほか、頭痛を訴える人も多数に上っています。更年期障害によって頭痛が起こる理由は明らかではありませんが、女性ホルモン(エストロゲン)の量の急激な変化と、精神的な不安からくるストレスの両方が、頭痛の出現に関与している可能性が考えられています。

頭痛受診メモのすすめ

頭痛の症状をうまく表現し、医師に伝えるのは難しいものです。適切な治療を受けるために、受診の際は「受診メモ」を用意して、症状などを整理していくとよいでしょう。

●最初の頭痛はいつごろから始まったか(痛む場所、痛み方、前兆や随伴症状の有無、それ以降の頭痛の頻度など)
●現在の頭痛について
●温めるのと冷やすのとではどちらが楽になるか●頭痛の最中に頭や身体を動かすとひどくなるか
●頭痛の最中に光や音、匂いなど不快に感じるか
●家族や身近な親類に頭痛もちの人がいるか

片頭痛(血管性頭痛)【ズキズキする、動かしたときに痛む】

片頭痛は、頭の片側(または両側)が脈打つようにズキズキと痛む頭痛です。吐き気、嘔吐を伴うことがあり、光・音に敏感になるなどの症状があります。痛みは強く、4~72時間ほど持続し、体を動かしたり入浴したりすると悪化するのが特徴です。原因はまだはっきりしていませんが、何らかの刺激が三叉神経(脳から直接出ている神経)の刺激につながり、さらに連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生していくためと考えられています。片頭痛が起こる前には、目の前がチカチカする、目が回るなどの前兆が現れることがあります。20~40歳代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースも多くみられます。この頭痛を引き起こす原因としては右記のようなことが考えられます。

片頭痛の予防・対策法

「突然襲ってくるズキズキとした痛み…。日常生活にも支障をきたす片頭痛ですが、予防や対策を知っていれば、その発作を軽減することができます。片頭痛は、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れ、気圧の変化など、さまざまな要因で引き起こされます。

頭痛日と環境をチェック

たとえば人ごみや睡眠不足など、どのような環境が重なったときに片頭痛が起きるかを記録しておくことで、原因となる環境を特定し、該当する時期にそうした環境を避けるようにします。

温めるのは×!

冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果に!

いかがでしたか?ストレスはすべての慢性頭痛に共通する誘因といわれています。自分ではまだ大丈夫と思う段階でも意識的に好きなことをする時間をとるなどして、こまめに解消をはかりましょう。

 

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