肉離れ
- ストレッチをしっかりせずに運動をしてしまった
- もともと身体の柔軟性が低い
- 久しぶりに運動をした
- 普段からストレッチをする習慣はない
- 以前損傷した場所と同じような場所を痛めた
専門家からも推薦多数
肉離れとは?
肉離れは、スポーツ外傷の一つで、筋肉が過剰に伸ばされたことにより筋組織の部分断裂をきたしたものであり、まれに完全断裂に至ることもあります。短距離走などのダッシュ時にはハムストリングスや大腿四頭筋の肉離れが生じやすく、テニスなどのジャンプ動作では腓腹筋の肉離れが生じやすい傾向にあります。
肉離れの原因は?
肉離れを起こす原因はさまざまですが、主に筋肉の柔軟性が低下していることや、筋疲労、筋力のアンバランスなどです。ハムストリングスに肉離れがよく起こるのは、大腿四頭筋(前側)の筋力に対して後ろ側の筋力が弱すぎることが原因の一つと言われています。
またこれにウォームアップ不足やクールダウン不足が加わると、さらに筋肉の柔軟性や関節の可動域などが悪くなってしまい、運動によって加わる牽引ストレス(筋肉が引き伸ばされること)に耐えられずに肉離れを起こしてしまうと考えられます。
肉離れの前兆を見逃さないことが大切
肉離れは急に起こるものと思われがちですが、その前兆として筋肉の張りや違和感を覚えたり、硬さを感じたりすることも多く、こういった体の変化を見逃さずに対応するだけでも肉離れを未然に防ぐことができます。おかしいなと思ったらまずはストレッチを行って左右の状態を確認したり、体が温まった段階で違和感が改善するかどうかをチェックしましょう。その際、筋肉を伸ばすだけでも痛みがある場合は、これ以上負荷をかけると肉離れを起こすサインです。ムリをせずに休むようにしましょう。また入念にウォームアップを行うことはもちろんですが、練習の後半になればなるほど疲労も蓄積し、肉離れになるリスクは高まりますので注意しましょう。
肉離れをそのままの状態にしないために
肉離れは、損傷後の対処方法やリハビリを始めるタイミングなどが遅れてしまうと、元の状態に戻るまで2ヶ月ほどかかることもあると言われています。損傷後は炎症を抑える為に患部を冷やすことがほとんどですが、その期間が長すぎると、筋肉が固くなり、血行も悪くさせます。血行の悪くなった体が正常に戻るには時間がかかります。その為、冷やす時間や期間も症状の改善のスピードに関係しています。
また患部を固定し安静にしすぎるのも回復を遅らせてしまいます。使わずに固定していた筋肉は衰え、硬直化していきます。それによって肉離れをする前と同じように動けるようになるには、痛みが取れた後にリハビリが必要になります。リハビリの内容は衰えた筋肉を動かし、伸ばすことで柔軟性を取り戻していくようなものになります。結果的に肉離れをしてから、リハビリ期間なども入れるとトータルで4週間~8週間くらいの時間をかけてやっと元の状態になるというのが一般的です。肉離れは、初期の内出血が治まったら、今度は血行を良くすることで裂けてしまった患部に栄養を届ける様にすることが必要です。
むさし整骨院グループの肉離れの施術方法
一般的に肉離れを治療する際は、保存的療法を行います。損傷したところを1日目~2日目は冷やして、弾性包帯を使用して圧迫固定します。そして、損傷してから3日間~5日間程度経過すれば、損傷した箇所を温めます。さらに、痛みをストレッチしても感じないようになれば、筋トレやストレッチなどのリハビリをスタートします。
当整骨院グループでは、ハイボルトという機械を使い、特殊な電流の刺激で組織を活性化して自然治癒力を高める働きがあり、肉離れや打撲、捻挫などの回復を早める効果が期待されています。また、血行が促進されて発痛物質が排出されるため、痛みの緩和にも有効です。マイクロカレントでは極めて弱い電流を使用します。からだへの刺激感はほとんどなく、神経や筋を興奮させないので、受傷直後の痛みにも使用可能です。肉離れを起こした筋肉は修復の過程で、組織の収縮がみられるので、同じ部分や周囲の筋肉を繰り返し損傷しないためにも、手技によるストレッチが必要です。また鍼灸治療は損傷部分に血流を集めてくれ自己治癒力を高めます。また楽トレという機械を使って筋力のバランスを整えます。