半月板損傷
- 膝が曲がらない・膝が硬まって動かない
- 階段の登り下りが痛い
- 体重をかけると痛い
- 歩き方が変といわれる
- 踏ん張りが効かない
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半月板損傷になる原因
半月板損傷の症状には大きく分けて外傷型と慢性型の2つがあります。外傷型では主にスポーツ中の働いた外力が原因で発症します。柔道・ラグビー・サッカー・バスケット・バレーボールなど着地が多いスポーツやコンタクトスポーツで踏ん張った際に負傷することが多いです。
一般では転倒した際に踏ん張ったり、足を段差に引っ掛けてしまった際になどに起こります。
半月板損傷の対処法
半月板の役割とは?
半月板は、膝関節においてクッションの役割や軟骨の保護、安定化の役割を担っています。
半月板は傷が入ると再生力が弱く引っ掛かかりが強くなり関節内での炎症を繰り返し易くなり、軟骨の減少により変形をきたし易くなり、症状を繰り返し易くなります。特に手術において半月板を切除した場合には軟骨の再生はない為、変形性膝関節症のリスクは非常に大きくなります。
半月板損傷には3段階ある
半月板損傷の段階には3つあります。
①半月板の炎症
②半月板の損傷(傷が入る)
③半月板の断裂の3段階になります。
①・②の段階では手術はせずに保存的治療の適用となります。③の段階では手術適用の症状となります。②段階目以降の症状では膝周囲に腫れが起き、関節内で出血(俗に言う水が溜まる)を起こしいる状態になります。
①・②の段階では痛みはありますが、歩行は可能な状態にあります。③段階目では損傷部位状態により歩行困難になり早期の病院への搬送が必要となります。
半月板損傷の対処法として第一選択は患部のアイシングにより関節の炎症を緩和することです。湿布で処置をされる方が多いですが湿布だけでは症状の改善はされにくいです。例えば、ぬるい缶ジュースに湿布を貼っても中身は冷えませんよね?ぬるい缶ジュースを氷の中に入れたら中身はしっかり冷えます。まずは氷を使用して患部を冷やして下さい。
特に発症から3~4日は炎症が収まりにくいので理想は3時間おきに20分の寒冷が理想的です。4日以降は筋肉の血流を向上しないといけないので湯船にしっかりつかり筋肉を緩める事が必要になります。関節炎症期(発症から3~4日)に体を温めると(例えばお風呂に入る)筋肉が一時的に緩み症状の緩和しますが、関節の炎症が収まっていない部分に熱が停滞してしまい、更に炎症が増してしまい痛みが増強してしまいます。寒冷と温める順番とタイミングが重要になります。
半月板は膝関節のクッション材になりますので発症後は荷重を控える事が炎症を早期に抑える大事な選択の1つとなります。階段や上り坂・下り坂の様な場所はなるべく控えるのが最良です。理想としては松葉杖を使用して、荷重がかからない様にすることが望ましくなります。荷重痛がなくなった段階で、関節可動域の向上及び周囲筋肉の強化が必要となります。その後スポーツ・日常復帰ではサポーター及びテーピングを使用して負荷がかからないようにしていくことが必要となってきます。
当整骨院グループの半月板損傷施術方法
当整骨院グループでは最初に整形外科的検査を行い、症状の損傷段階を把握したうえで治療を開始します。アイシングを行い、患部の炎症にはハイボルテージ治療を用いて炎症の緩和及び組織の早期再生を図ります。
重度の損傷によってはシーネ及びギプス固定・テーピングを行います。患部の回復具合に応じて可動域訓練・筋力増強・関節バランスの矯正を行います。スポーツされる患者様にはテーピング療法も行い安心してスポーツをしていただける様にしております。(早朝テーピングも行ております)